2009年8月29日

真っ白なヤマノボリ

天気予報はあくまで"予報"であって・・・って強がり言っても無駄か。祈りもむなしく、朝起きたら、

路面は濡れてるし、山は見えないし、道行く人は傘さしてる。だからって行かないわけには行かない。


というわけで、Zugspitz-Platt行き乗車。



そんな中でも元気に自走な方もいる。

ウラヤマしい。何がって、その精神が。その後のこうやって自然の中で遊ぶ人と大勢すれ違ったが、環境がそうさせるのか。それとも文化なのか、本当に"遊び"が上手な人たちだ。キャンピングカーを引っ張って山へ行き、そこで目いっぱい遊んで帰る。日本でも同じことはできなくないが、何かが違うと感じてしまう。なんでだろ。



こんな天気でも、周辺の山を遊びに何人もの人が乗り込む。いくつも登山道があるので、駅ごとに客が少しずつ入れ替わりながら、高度を上げていく。Eibseeを過ぎたら、本格的な登りの始まり。ここから直接山頂に向かうロープウェーに乗り換えることもできる。チケットは周遊券だから乗り換え自由。登山鉄道はこの先トンネルに入るため、見晴らしは断然ロープウェーが勝るがこの天気じゃねー。今回はそのまま山を登る(って次回があるのか・・・)。



この角度、分かってもらえるかなぁ。

だから



真ん中のレールが要る。トンネルの中を20分ぐらいか、終点到着。
ここから、山頂へはロープウェーに乗り換え。



こんだけ案内がしっかり出てれば迷うまい。(笑)
これが中国語にとって変わる日も・・・あるのか。
前回もそうだったが、今回も観光地アジア人を見るとガイドを渡す為に言語を聞かれる際「中国人?」とまず言われる。でその次が日本人。それだけ多いってことだな。今回はあまり不愉快な思いはしなかったが、現地ヨーロッパ人にもあまり評判よろしくないという話はよく聞く。それだけに、一緒にされたくない。まぁ20,30年前の日本人も同じだったのかもしれんけどね。


折角山を登ってきたのに、



ケーブルが空に消えていくわけで。右見ても、左見てもこんな感じ…。
何も見えず。到着したところはほぼ山頂なんだけど、本当のピークは歩かねばならない。

そりゃ山頂を目指したいわけだけど、



手前の柵を開けて、ぼんやり見えてるはしごを上ると本当の山頂。しかしながら看板にもあるとおり危険なわけ。なぜならば、



一歩踏み外すと、どこまでも落ちていけるから。。。
日本なら絶対に立ち入り禁止区域だな。



ちなみに、山頂の気象条件はこんな感じ。どこまでホントか分からんが、写真を撮るために動き回っていたら、指がかじかんで痛くなってきたので、当たらずとも遠からずのはず。8月とは思えない気候だが、冬に来たいと心底思う場所。
風景は絶望なので、仕方なく、



これしかないでしょ。
今回初フランツィスを山頂で。うまい~~。

何もここでオーダーしなくてもって思うけど、


連続シュニッツェル。Wurst探してたけど、メニューの中になかった。と思ったらオーダー後に見つけた。ショック。でも、旨かったすよ>Schnitzel。

おなかは満たされたが、天候は一向に回復の兆しなし。というわけで下山しませう。帰りはロープウェーで一気にEibseeまで降りる。雲の下へ出ると、



まぁ、こんなもんです。乗り合わせたロープウェーには自分達も含めいずれもツアー客でない日本人が4組いた(メズラシ)。1人は現地人ぽい。まぁそんな情報はどうでもええすな。



降り立ったところから、山側を望む。が、こんなだもの。
再び登山電車に乗り換えて、Garmischまで戻る。

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